地域おこし協力隊とは?
地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし活動の支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などに従事してもらい、あわせて定住・定着を図りながら地域活性化につなげる制度です。
活動費は、総務省の財政支援があり、任期は最長3年間です。
全国では、協力隊員の任期終了後、約6割が同じ地域に定住しているということです。
市では、平成26年10月から2人の地域おこし協力隊員を受け入れていますのでご紹介します。
衛藤 彬史(えとう あきふみ)(27歳)
前列左下が衛藤さん
雪の深いところに住むのは初めての経験でした。積もった雪や樹氷のきれいさ、除雪車の迫力、すべてが新鮮でした。
生まれは東京。引っ越しが多く、ふるさとと呼べるような場所がないことが、どこかで憧れになっていたのだと思います。
大学で京都に来て、村づくりや地域おこしといった分野を学ぶ中で、いつしか実践の機会を得たいと思うようになり、協力隊を志望しました。
初めての経験ばかりで戸惑うこともありますが、地域の皆さんの温かいご支援のおかげで日々楽しく過ごしております。
写真は高柳地区の秋祭りの準備に関西学院大学の学生たちと一緒に参加させてもらった時のものです。これからもお祭りや地域のイベントには積極的に参加したいです。今後ともよろしくお願いします。
河内 友久(かわうち ともひさ)(33歳)
地域おこし協力隊の河内さん
美術作家としてこの町に移住した私は、旧南谷保育所(大屋町門野)の一部をお借りして、コミュニティースペース&カフェギャラリーGOCCO(ごっこ)を7月17日に本格オープンしました。
この場を、美術工房として、また、この町での経験や感動、町の魅力を自分の視点で発信していける場や、世代や地域を超えた交流の場として開放していきます。
私はこの町に来てまだまだ地域の方々に助けてもらってばかりです。少しでも恩返しになるような場、人が鮮やかな時間を共有できる場になればと思います。
まだまだ微力ではありますが、たくさんの人に来ていただけたら幸いです。廃材などを利用した手作り感満載のコミュニティースペースが皆さまのお越しをお待ちしております。
GOCCOパンフレットはこちら。
現在養父市では地域おこし協力隊を募集しています!
農業特区となった養父市で、自分の力を試してみませんか?
募集要項など、詳しくはこちらをご覧ください。
また、養父市地域おこし協力隊公式Facebookはこちら。
地域おこし協力隊を募集します。〜兵庫県養父市高中(こうなか)地区〜
あなたの作る「そば」で、地域を笑顔、元気にしませんか。
活動の拠点となる養父市高中(こうなか)地区は、人口28人、高齢化率82%を超え、限界集落と呼ばれる地域です。
この地区では、約30年前に、村を元気にしようと地区内に栽培するそばを使った「高中そば処」を開店しました。当時は、農家のおばあちゃんが打つ、地元産のそば粉と自然薯だけを使った素朴で本物の味が評判を呼び、連日客が絶えない盛況ぶりでした。
しかしながら、近年、高齢化が急速に進行し、地域の活力が低下する中で、少しずつお客さんも減り、かつての賑わいはなくなりつつあります。地区内では、耕作されない田んぼや畑が目立ち始めました。
このため、養父市では、「高中そば処」の再生や耕作放棄地の解消、地域の活性化に向けて、村人と一緒になって、熱意を持って取り組んでくれる地域おこし協力隊を募集します。
あなたの力で地域を笑顔、元気にしてみませんか。
村人みんなであなたの入村を待っています。
募集に関することについて、詳しくはこちら。
問い合わせ先
養父市役所 市民生活部 やぶぐらし課
〒667-8651
兵庫県養父市八鹿町八鹿1675番地
TEL:(079)662-3172(直通)
FAX:(079)662-7491